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2023.10.26

第2回 産業・組織心理学&ネットワーク科学研究会「ニューロテクノロジーによるジョブ・クラフティングとプレイフルワークデザインの科学」

テーマ

「ニューロテクノロジーによるジョブ・クラフティングとプレイフルワークデザインの科学」

概要:「仕事は苦行」という信念は私たちの意識に深く根付いており、この考えが特に日本の仕事環境で強く見られるかどうかが課題となっている。国際調査によれば、日本人の仕事に対するネガティブな態度や幸福度は他国と比較しても著しく低い。特に、従業員の仕事へのエンゲイジメントや熱意は他国よりも低く、日本の労働環境の問題が浮き彫りとなっている。

これらの背景として、伝統的な組織風土や待遇の低さなど、従業員への待遇や組織の構造が影響していると考えられる。しかし、最近では「プレイフルワークデザイン」や「ジョブクラフティング」といった新しい手法が提案されており、これらは仕事の楽しさと生産性を高める方法として注目を集めている。

今回は、人的資本経営の潮流と仕事を楽しくする手法としての「プレイフルワークデザイン」、そして生産性と楽しさを両立する概念である「ジョブクラフティング」について、最新のニューロテクノロジーを使った研究を茨木拓也氏よりご紹介します。また、産業・組織心理学の研究者である岩本慧悟氏からは、心理学をいかにしてピープルアナリティクスの実践や人事施策において活用できるかを発表いたします。

お申し込みはこちら
https://req.qubo.jp/pahrtech/form/HupyUhzW

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セミナー詳細
■セミナー名:産業・組織心理学&ネットワーク科学研究会(第2回)
■日時:2023/11/24(金)17:00?18:30
■テーマ:「ニューロテクノロジーによるジョブ・クラフティングとプレイフルワークデザインの科学」
■開催形式:オンライン
■参加資格:
・協会会員
・協会研究員
・関連領域を専門とする研究者
・学生
・その他、研究会関係者からご案内させていただいた方

■話題提供1:「ニューロテクノロジーによるジョブ・クラフティングとプレイフルワークデザインの科学」
登壇者:茨木 拓也(株式会社 NTTデータ経営研究所 ニューロイノベーションユニット アソシエイトパートナー|VIE STYLE株式会社 執行役員最高脳科学責任者)
■話題提供2:「心理学をピープルアナリティクスにどう使うか?」
登壇者:岩本慧悟(株式会社ZENKIGEN、東洋大学大学院、協会上席研究員)

■グループリーダー:岩本慧悟(協会上席研究員)、大成弘子(協会上席研究員)

■タイムテーブル:
17:00~17:10 オープニング
17:10~17:40 話題提供1「ニューロテクノロジーによるジョブ・クラフティングとプレイフルワークデザインの科学」(茨木)
17:40~18:00 話題提供2「心理学をピープルアナリティクスにどう使うか?」(岩本)
18:00~18:15 質疑応答
18:15~18:20 今後の研究会のご案内


 

登壇者プロフィール

茨木 拓也 |株式会社 NTTデータ経営研究所 ニューロイノベーションユニット アソシエイトパートナー|VIE STYLE株式会社 執行役員最高脳科学責任者
東京大学計数工学科非常勤講師(2022)、日本神経科学学会産学連携委員(2021-)、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属 教養教育高度化機構 非常勤講師(2021)、慶應義塾大学医学部訪問研究員(2021-2022)専門は脳神経科学およびそのビジネス応用。神経科学を基軸とした新規事業・研究開発プロジェクトにコンサルタント・スタートアップ双方の立場で多数従事している。分野は医療・ヘルスケア、製造業を中心に、人事・金融と多岐に渡る。著書に『ニューロテクノロジー ~最新脳科学が未来のビジネスを生み出す」など。

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岩本慧悟 | 株式会社ZENKIGEN、東洋大学大学院、上席協会研究員
東洋大学大学院社会学研究科博士前期課程修了。同大学院博士後期課程在籍中。専門は、産業・組織心理学、社会心理学。新卒で、ディップ株式会社にデータアナリストとして入社。ピープルアナリティクスの推進や、営業行動データ解析、マーケティング調査等を担当。その後、パーソル総合研究所やカオナビHRテクノロジー総研の研究員として人事領域での調査研究活動に従事。2021年から採用DXの「harutaka(ハルタカ)」や1on1改善サポートAI「revii(リービー)」を提供するZENKIGENの研究員として、採用面接やメンタルヘルスに関する研究を行なっている。著書:『実践ピープルアナリティクス 人材と組織を理解するための道具箱』(共著)、『未来思考の心理学 予測・計画・達成する心のメカニズム』(分担翻訳)

 

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