産業・組織心理学&ネットワーク科学研究会Industrial/Organizational Psychology & Network Lab
【名称】
産業・組織心理学&ネットワーク科学研究会
【設立趣旨】
複雑な人と組織の理解を試みるピープルアナリティクスにおいて、心理学の学術知や測定・分析手法は強力な道具であるといえます。本研究会では、心理学研究者から最新の心理学の知見と、その知見をピープルアナリティクスの実践に活用するためのノウハウを共有し、参加者と議論することを通して、ピープルアナリティクスの高度化を目指します。また,個人と組織の間の相互作用や連携のパターンを詳細に解析し、人間の行動や意思決定についての洞察を得る上でパワフルなアプローチであるネットワーク科学にも着目し,その手法やピープルアナリティクスでの活用についても議論します。
【実施概要や活動内容 】
隔月一回程度を目安にした研究会を実施いたします。セミナーやディスカッション等を通して知見習得を進めていきます。
【参加資格、対象者】
・協会会員
・協会研究員
・関連領域を専門とする研究者
・学生
・その他、研究会関係者からご案内させていただいた方
【開催概要】
勉強会:隔月1回程度/月
場所 :オンライン予定
【メンバー】
グループリーダー:
岩本慧悟(株式会社ZENKIGEN、東洋大学大学院、PA協会上席研究員)
大成弘子(株式会社Interbeing、PA協会上席研究員)
【グループリーダー:プロフィール】
◆岩本慧悟(株式会社ZENKIGEN、東洋大学大学院、協会研究員)
東洋大学大学院社会学研究科博士前期課程修了。同大学院博士後期課程在籍中。専門は、産業・組織心理学、社会心理学。
新卒で、ディップ株式会社にデータアナリストとして入社。ピープルアナリティクスの推進や、営業行動データ解析、マーケティング調査等を担当。その後、パーソル総合研究所やカオナビHRテクノロジー総研の研究員として人事領域での調査研究活動に従事。2021年から採用DXの「harutaka(ハルタカ)」や1on1改善サポートAI「revii(リービー)」を提供するZENKIGENの研究員として、採用面接やメンタルヘルスに関する研究を行なっている。
著書:『実践ピープルアナリティクス 人材と組織を理解するための道具箱』(共著)、『未来思考の心理学 予測・計画・達成する心のメカニズム』(分担翻訳)
◆大成弘子(株式会社Interbeing、PA協会上席研究員)
データサイエンティスト/ピープルアナリスト。専門は、ネットワーク科学、自然言語処理。
「働く人々を幸福にする分析」を自分の生涯のミッションとして掲げる。2013年にSNS上での人間関係はリアルとどう違うのかネットワーク分析の論文をPLoS ONEで発表、翌日にMIT technology Reviewにも取り上げられる。2014年に当時担当していた新規事業でのピープルアナリティクスサービスに従事したことがきっかけでピープルアナリストとしての仕事をスタートする。2019年成城大学データサイエンス教育研究センターアドバイザリー委員に就任、また「G検定講座」を担当。2023年に成城大学にて非常勤講師として「ピープルアナリティクス講座」を担当。
著書:『データサイエンティスト養成読本~ソーシャルメディアネットワーク分析』2016年、『データサイエンティスト養成読本~ピープルアナリティクス入門』2018年
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